【動画】18日の天気 - 猛暑と不安定 また九州で38℃予想も 台風は沖縄に最接近(18日7時更新)
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台風14号が日本の南を北上しており、きょう18日(水)の夕方から夜にかけて、沖縄本島に最も接近する見込みです。一方、その他の地域は不安定な天気で、東日本や西日本を中心に天気が急変するおそれがあります。さらに異例の猛暑も続きますので、熱中症にも警戒が必要です。
台風は夕方から夜に沖縄直撃へ
きょう18日(水)午前3時現在、台風14号は北上を続けており、大東島地方が風速15メートル以上の強風域に入っています。このあとも台風は北上を続け、きょう18日(水)の夕方から夜にかけて沖縄本島に最も接近する見込みです。
今回の台風はここ最近の台風に比べるとスピードが速いため、急に天気が荒れてくるおそれがあります。昼ごろには台風本体の雨雲が沖縄本島や奄美にもかかりだし、非常に激しい雨や雷雨になる所がありそうです。 【19日(木)午前6時までの24時間予想雨量(多い所)】 沖縄 150ミリ 奄美・九州南部 120ミリ 【その後、20日(金)午前6時までの24時間予想雨量(多い所)】 九州南部 150ミリ 奄美 100ミリ また、風も強まって、瞬間的には30メートルの暴風が吹き荒れるでしょう。海も荒れてきますので、注意が必要です。
大気不安定続く
その他は秋雨前線や湿った空気の影響で、大気の不安定な状態が続きます。雨マークがない所でも午後を中心に降水確率が高く、にわか雨がありそうです。また、その雨が雷雨になる可能性があり、特に関東の内陸部では発雷確率が高くなっています。晴れていても急な激しい雨や落雷、突風などに注意が必要です。
まだ続く猛烈な残暑 38℃予想も
きょう18日(水)も9月中旬とは思えない暑さで、東海から西では軒並み、35℃以上の猛暑日となりそうです。特に気温が上がりそうなのは、久留米(福岡県)で38℃と危険な暑さとなる見込みです。引き続き、熱中症に警戒が必要です。 (気象予報士・多胡安那)