「取れたよ!」小さな手いっぱいに 園児が茶摘み体験
長野県南木曽町 おやつで味わう予定
長野県南木曽町なぎそこども園の年長児22人が15日、同町田立の茶畑で茶摘みをした。町の文化に触れ、普段飲んでいるお茶がどのようにできているか知るため毎年行っている。園児たちは「いっぱい取れたよ」と茶葉を入れたかごを見せ合い、新緑の季節ならではの体験を楽しんだ。 【写真】茶葉を摘み取る園児たち 子どもたちは、同園の保育士の家族が営むJR田立駅近くの茶畑で作業。新芽の枝先から3枚の葉を摘むと聞き、「こうやるの?」「匂いはするかな」とおしゃべりをしながら小さな手いっぱいに茶葉を摘んでいった。 収穫した茶葉は製茶し、園のおやつの時間に飲む。初めて茶摘みをした小畑紬ちゃん(5)は「難しかったけれどすぐに(やり方が)分かった。お茶にして(年下の園児に)飲ませてあげたいな」と話していた。