安全対策もしっかりと カヌー教室で児童ら学ぶ 三重・松阪
飯高町田引の櫛田川で
MCA松阪市カヌー協会(桐井賢一代表)は26日午前10時から、三重県松阪市飯高町田引の櫛田川でカヌー教室を開講した。愛好家や児童たち12人が参加し、気持ちよさそうに水面を滑って楽しんだ。 この日は午前に机上講習、午後から水上講習が行われた。飯高町宮前の飯高老人福祉センターでの講習では事故を防ぐためにライフジャケットの着用が必須なことや、川の流れの構造を踏まえて、安全なパドルの持ち方や動かし方、カヤックが転覆した時の脱出方法などを学んだ。 午後からは田引トンネル下の河原に移動し水上講習が行われた。参加者たちはパドルを上手に操り、水の流れを捉えてカヌーを滑らせていた。 昨年プールでの講習を経験し、2回目参加となった岡湊都君=中川小5=は「いよいよ川デビュー」とうれしそうに話し、家族は「ライフジャケットの正しい装着法などとても勉強になりました。安全のためにしっかり学ぶことが大切ですね」と話していた。