外相の岩屋毅氏、衆議院選挙で与党過半数割れに「謙虚で丁寧な政治を」…大分県別府市の事務所で記者会見
先月27日投開票の衆院選大分3区で10期目の当選を果たした外相、岩屋毅氏(67)は2日、大分県別府市の事務所で記者会見を開き、与党が過半数割れした衆院選の結果を受け「国民の厳しい声を厳粛に受け止め、謙虚で丁寧な政治を行っていかねばならない」と述べた。 【写真】外相で入閣、岩屋毅氏は落選も2度経験
3区は自民党公認の岩屋氏と立憲民主党新人、共産党新人の三つどもえの争いとなり、岩屋氏は当選したが、前回選から約1万5000票を減らした。大分1、2区では自民党公認候補が落選しており、「県全体としては十分な結果が出せなかった。国家、国民、県民のための政治を実現し、党の立て直しを図らなければいけない」と述べた。
外相としては「外交努力と防衛努力の両方によって、日本の平和、地域の平和をしっかり守り抜いていくことに全力を尽くしたい」と抱負を語った。