北欧家具やクラフト感を上手にプラスするインテリアの3ルールがあった!
シンプルでモダンな家具をメインに使いつつも、どこか温もりを感じさせるインテリアにしたいのなら、「クラフト=手仕事」を感じさせるアイテムを加えてみませんか?単にラグジュアリーなだけではない、自分の好きなものに囲まれた心地よさを実現する「クラフト・ラグジュアリー」な空間づくりを提案します。 【写真集】北欧家具やクラフト感で劇的に洗練!「クラフト・ラグジュアリー」なインテリア まずは、ダイニング空間を例にクラフトラグジュアリーの考え方をご紹介。上手にまとめるための3つのルールとは?
モダンなデザインに手仕事のエッセンスを加える
10年以上前から素材感のある家具や小物が発表され、その傾向は現在でも続き、定番化しているといっても過言ではありません。この波は住宅建築にまで及び、「素材」自体に注目が集まっています。 手仕事による素材感のあるアイテム、たとえば、アフリカ各地の風習などから生まれたプリミティブなアイテム、北欧の木工技術が光る家具、日本の作家によるガラス作品や陶器、機械では表現しきれない味わいのあるファブリック類など。本記事ではこれらを総称して「クラフト」と表現しています。
自然のおおらかさをインテリアに取り入れよう
ここ数年、「自然とのつながり」は建築やインテリアの大きなテーマになっています。不均一なフォルムや木や石などの素材を使うことで、自然のもつおおらかさや力強さを暮らしに取り入れることができるのです。 面積の大きな建材でなくてもOK。小物ひとつでも空間の雰囲気は大きく変わります。では実際に現在の日本の住宅にどのように「クラフト」の要素を取り入れたらよいのでしょうか?
クラフト感をプラスする3つのルール
① クラフトの要素が強いものはボリュームを抑える。 ② 大きな家具はラグジュアリー感のあるシンプルなデザインに。 ③ ①と②をつなぐアイテムを小ぶりな家具に加える。 特に、ブリッジとなるアイテムはコーディネートをまとめる大切な項目。たとえば、北欧のラウンジチェア、ダイニングチェア、センターテーブルが該当します。 「クラフト・ラグジュアリー」なインテリアには、さまざまな要素を受け入れるおおらかさがあります。それは、自分の好きなものに囲まれて心地よい空間をつくるという、インテリアの本質を実現するものです。