笑顔なき地元GIシリーズ「碧衣さんならあそこで休まない」尾方真生は悔しさ滲ませる
久留米競輪場のナイター競輪「第2回オールガールズクラシック(GI)」は28日、最終日を開催。10Rの特選に出場した尾方真生(24歳・福岡=118期)に話を聞いた。 調整万全で地元に臨んでいた尾方真生だったが、ティアラカップはまくられて7着、準決はまくるも3着までで勝ち上がりを逃してしまった。最終日は「1センターで(番手に)入れて脚に余裕ができたし自分で行けるかなって思った」と豪快なまくりを決めて意地を見せたが、いつものような笑顔はなく、最後まで険しい表情でシリーズを振り返った。 「自分の中では脚は悪くなかったけど…。あとは勝ちにいくっていう(気持ち)のが足りなかったのかな…。比べるのはどうかと思うけど、今日も碧衣さんならあそこで休まないのかなって…。(足りない部分を聞かれて)うーん…。なんですかね…」 今大会は悔しい結果に終わったが、この思いを忘れず練習に励めば、さらに強くなれるはずだ。(netkeirin特派員)