カルバハルの後釜候補にリース・ジェイムズ? 指揮官アンチェロッティが気に入るも、チェルシーは放出の意思なしか
キャプテンの移籍に同意しない
レアル・マドリードの所属するスペイン代表DFダニエル・カルバハル(31)の後釜候補としてチェルシーのイングラン代表DFリース・ジェイムズ(23)が注目を集めていることをスペイン『MUNDODEPORTIVO』は伝えた。 カルバハルはこれまでレアルで386試合に出場し、8ゴール61アシストを記録。リーガ3回、コパ・デル・レイ2回、チャンピオンズリーグ5回の優勝に貢献してきたレアルのレジェンドだが、31歳という年齢も考え、クラブは後釜となる選手を来シーズンの移籍で探しているようだ。 レアルのジェイムズへの関心は過去数年間に渡って報道されていたが、カルロ・アンチェロッティ監督のお気に入りの選手の1人であることから引き続き強い関心を抱いているという。 しかし、ジェイムズはチェルシーの生え抜きの選手であり、今シーズンはキャプテンを任されている。契約も2028年まであり、獲得は容易ではない。 『METRO』によると、チェルシーはレアルからの関心を受けて、キャプテンのジェイムズを放出する意思はないという。同選手はマウリシオ・ポチェッティーノ新監督の下でも重要な選手であるため、レアルへの売却に興味がないと報じている。 チェルシーはアカデミー出身の23歳に期待を寄せており、これからのクラブを担う存在としてジェイムズを評価している。度重なる怪我に悩まされるジェイムズだが万全の状態であれば、右サイドでの存在感は世界屈指だ。 ジェイムズの獲得は極めて困難だが、レアルのカルバハルの後釜探しは引き続き注目を集めることになるだろう。 カルバハルは今シーズンもレアルの右SBとして11試合に出場し1ゴール2アシストを記録している。
構成/ザ・ワールド編集部