【サッカー】U-23パリ五輪前最後の遠征へ出国 代表復帰の斉藤光毅アジアカップは「悔しかった」
U-23(23歳以下)日本代表12名が1日、パリ五輪前最後の遠征地・アメリカに出国。出国前、代表復帰となったオランダ1部スパルタ・ロッテルダム所属の斉藤光毅選手が成田空港で取材に応じました。 【画像】古巣の本拠地をわかせた鈴木唯人 アジアカップで優勝してパリ五輪出場を決めたU-23日本代表。しかし斉藤選手は所属クラブのリーグ戦のため、代表戦に出場することができず、「本当に映像で見ている感じだったので、すごいもどかしい気持ち。自分も頑張らなきゃっていう危機感とか、そういう気持ちで見てました。悔しかったし、自分もプレーしたいっていう気持ちもあった」と、当時の心境を明かしました。 今季もハムストリング負傷による長期離脱がありながらも、21試合のスタメン出場で3ゴール5アシストと活躍した斉藤選手は、今夏移籍の可能性が示唆されており、上田綺世選手擁するフェイエノールト、PSVアイントホーフェンのみならず、イングランド2部クラブからの関心も報じられています。 所属するスパルタのヘラード・ネイカンプTD(テクニカルディレクター)は先月、「オランダ国外からも多くのクラブが関心を寄せている。彼を引き留めるのは不可能だ」と斉藤選手の退団を明かしました。 そのため、パリ五輪出場が期待されている斉藤選手ですが、出場は移籍先次第となり、現在は不透明となっています。 斉藤選手は「本当に大事な遠征になると思うので、何か残したいなという気持ちはすごくあります。自分のキャリアにとって大事な大会にしていきたいですし、日本にとっても本当に大事な大会だと思うので、結果を残したいなと思います」と、パリ五輪出場に前向きな姿勢を見せました。