講談社は11月25日、『カードキャプターさくら クリアカード編』が完結することを記念し、同作の最終話以外を期間限定で無料公開した。

講談社は11月25日、『カードキャプターさくら クリアカード編』が完結することを記念し、同作の最終話以外を期間限定で無料公開した。 公開期間は11月25日から12月1日（金）の当日中までとなり、漫画アプリ・Palcyとウェブコミック配信サイト・コミックDAYSにて無料公開が実施される。 『カードキャプターさくら クリアカード編』は1996年より漫画家集団・CLAMPが連載を開始した漫画作品『カードキャプターさくら』の最新シリーズだ。2016年から連載を開始し、12月1日に発売される月刊雑誌「なかよし」1月号でにて、中学生になったさくらたちの物語がついに完結にて完結するかたちとなる。 『カードキャプターさくら』は小学4年生の主人公・木之本桜が父の書庫にて不思議な本を発見し、本から現れた封印の獣であるケルベロス、通称ケロちゃんと出会うことで幕を開ける。第1シリーズは本から散らばった「クロウカード」を収集すべく奮闘するエピソードと、後に立ちはだかる「最後の審判」に挑むさまが描かれた。 その後、転校生・柊沢エリオルと共に発生した奇妙な事件の解決に勤しむ「さくらカード編」が2000年まで連載され完結。続く物語が「クリアカード編」として2016年より描かれた。 「クリアカード編」は木之本桜が友枝中学校に進学する場面から幕を開け、彼女が所持していた「さくらカード」が何故か力を失ったこと、そして新たに生み出した「クリアカード」を巡る物語が描かれる。 作中には小狼も改めて登場するものの、転校生として登場した詩之本秋穂と何故か強力な魔力を有する執事「ユナ・D・海渡」も登場する。彼らにまつわるエピソードも物語の中核をになっており、成長した桜たちのドラマも作品のみどころだ。 興味がある読者は79話の無料公開をチェックして、ぜひ「クリアカード編」の完結をなかよし1月号で見届けよう。