ダルビッシュ有、ポストシーズンへ向けた切り札として復帰
プレーオフ争いの激戦区となっているナショナル・リーグ西地区で、ポストシーズン進出へ向け、好位置をキープするパドレスに朗報が続いている。先発ローテーションの柱であるダルビッシュ有が遂に復帰するのである。
◆ナ・リーグ西地区 順位表 1位 ドジャース 83勝55敗(ゲーム差) 2位 パドレス 79勝61敗(5.0) 3位 Dバックス 77勝61敗(6.0) 4位 ジャイアンツ 68勝70敗(15.0) 5位 ロッキーズ 51勝87敗(32.0)
◆ワイルドカード 順位表 1位 パドレス 79勝61敗(-3.5) 2位 Dバックス 77勝61敗(-2.5) 3位 ブレーブス 74勝63敗(ゲーム差) ***** 4位 メッツ 74勝64敗(0.5) 5位 カブス 71勝67敗(3.5) 6位 カージナルス 69勝69敗(5.5)
『MLB.com』は現地9月2日(日本時間3日)付で「ダルビッシュがパドレス先発ローテーションの増強へ準備万端」と題した記事を掲載。
その冒頭で、「フェルナンド・タティスJr.が復帰した次の試合で、パドレスはラストスパートへ向け、ロースターで鍵を握るメンバーが復帰することとなった」とした上で、「ユウ・ダルビッシュがペトコパークでの水曜のタイガース戦で、負傷者リストから復帰し、5月29日以来となる先発登板を果たすのである」と伝えた。
続けて記事では、「左鼠径部の捻挫により5月30日に負傷者リスト入りしたダルビッシュは、その後、7月初旬に個人的な家族の問題で、制限リスト入りしていた」と、今夏の右腕のステータスを振り返った。
そして、「彼は8月24日に15日間の負傷者リストに復帰し、調整を始めていた。彼は8月30日にアリゾナにて、レッズ傘下のマイナーリーグの試合で4回を投げており、この月曜はパドレスの試合前にブルペンでの投球練習を行っていた」と、最近の動向について言及。