県内大雨 12日も警戒を 伊予市双海の国道、土砂崩れ通行止め(愛媛)
低気圧や梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で愛媛県内は11日、大気の状態が不安定になり、全域で大雨となった。12日夕方にかけて土砂災害の恐れがあるとして、松山地方気象台は11日、警戒を呼びかけた。12日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要。 気象台によると、これまでの大雨で地盤が緩んだところがあるほか、4月の豊後水道の地震で揺れが大きかった地域では、少雨でも土砂災害が起こりやすくなっている。 10日午前10時の降り始めから11日午後4時までの降水量は東温市上林138・5ミリ、久万高原町久万132ミリ、内子町獅子越峠127・5ミリ。 12日に予想される1時間降水量は多い所で30ミリ。12日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で80ミリ。 県のまとめでは、松山市と伊予市の計2カ所で土砂崩れが発生。伊予市双海町高野川の国道378号は通行止めになった。
愛媛新聞社