県内に住む１６歳未満の少女に対し、携帯電話でわいせつな行為を撮影して送信するよう要求した疑いで逮捕、送検されていた宮崎県の自衛官の男性について、鹿児島地検は不起訴処分としました。 不起訴処分となったのは、宮崎県えびの市に住む陸上自衛官の２０代男性です。 男性は去年９月、ＳＮＳで知り合った県内に住む少女が１６歳未満であることを知りながら、わいせつな行為を携帯電話で撮影して送信するように要求した不同意わいせつなどの疑いで逮捕、送検されていました。 男性は逮捕当時、警察の調べに対して「間違いない」と容疑を認めていましたが、鹿児島地検は１５日付けで男性を不起訴処分としました。 処分の理由について鹿児島地検は「諸般の事情を考慮した」としています。 男性が所属する陸上自衛隊えびの駐屯地は男性の処分を検討中としています。