紅麹サプリ健康被害問題 小林製薬の一連の対応検証 専門家による委員会を設置へ
紅麹原料を含むサプリメントが原因とみられる健康被害が相次いでいる問題について、小林製薬は一連の対応を検証するため、専門家による委員会を設置すると発表しました。 小林製薬は、26日に開いた臨時取締役会で「紅麹問題」に関する社内での情報共有や意思決定、公表する時期などに問題がなかったかを調査・検証すると決めました。 取締役会から小林一雅会長や小林章浩社長ら3人を除いた4人の社外取締役で調査するほか、独立性をもった弁護士3人による「事実検証委員会」も設置するということです。 調査は26日から始める予定で、その過程で組織的な隠蔽や法規制への違反が判明した場合、速やかに国や大阪市に報告するとしています。 「紅麹問題」をめぐっては25日時点で5人が死亡、262人が入院しています。
ABCテレビ