佐賀市で気温37.4度、9月の最高更新 国スポ会期前競技、連日の猛暑
佐賀県内は16日、高気圧に覆われ、佐賀市で最高気温が37.4度となった。9月の観測史上最高を更新し、全国の観測地点で4番目に高かった。佐賀国スポの会期前競技が繰り広げられる中、最高気温が35度以上となる猛暑日が11日連続となっている。 16日は最高気温が白石町36.4度、佐賀市川副35.8度と、県内の他の観測地点でも猛暑日となった。環境省と気象庁は17日も佐賀県に「熱中症警戒アラート」を発表し、小まめな休憩や水分補給などを促している。 県内では、9月の歴代最高気温を塗り替える残暑が続く。佐賀地方気象台によると、太平洋高気圧が勢力を維持する「真夏のような気圧配置」で暖かい空気に覆われ、日差しもあり猛暑が続いているという。今週末は曇りや雨の予報で、暑さも弱まってくるとみられる。(志垣直哉)
志垣直哉