福島県開発わせ種モモ「はつひめ」が競り 日照時間に恵まれ、甘さ十分 福島市でPRイベント
出荷時期を迎えた福島県産モモのPRイベントは4日、福島市公設地方卸売市場で行われた。県が開発したわせ種「はつひめ」の競りが行われ、市内の仲卸業者が昨年より2万円高い過去最高額の1箱(16玉入り)17万円で競り落とした。 JA全農福島によると、今年は日照時間に恵まれ、十分な甘さがあり、色づきが良い。豊作で、出荷は例年より2日ほど早いという。主力品種の「あかつき」の出荷は7月中旬頃に始まる予定。 PRイベントではJA全農福島の渡部俊男県本部長、JAふくしま未来の数又清市組合長、県くだもの消費拡大委員長を務める木幡浩市長があいさつした。 「2024ミスピーチキャンペーンクルー」の9人も参加し、「いろんな種類のモモを食べて好きな品種を見つけてほしい」「今しか味わえない福島のモモを味わってほしい」などと呼びかけた。