一筋じゃないのに!? クラブの“象徴”となった名手(8)リバプールの伝説! 遠藤航と見たかった?
下部組織からクラブ一筋で、トップチームに昇格してそのクラブでプレーを続ける選手もいれば、育ったクラブを離れて移籍先でバンディエラとして愛された選手も多く存在する。今回は、実はクラブ一筋ではない意外な経歴を持ちながら、現在や過去にバンディエラとして愛されている選手を紹介する。
MF:ジョーダン・ヘンダーソン(イングランド代表) 生年月日:1990年6月17日(33歳) 所属歴:ユースキャリア/サンダーランド(1998~2008年) プロキャリア/サンダーランド(2008~11年)、リバプール(2011~23年)、アル・イテファク(2023~24年)、アヤックス(2024年~) 期限付き移籍/コヴェントリー(2009年) ジョーダン・ヘンダーソンは、スティーブン・ジェラードの“後継者”と呼ばれていたが、実はサンダーランドで生まれて同クラブの下部組織で育った。2008年からトップチームに昇格してプロデビューを果たしている。コヴェントリーシティへの期限付き移籍を経て、2011年夏にリバプールへと移籍するまでサンダーランドに所属した。 2014/15シーズンからリバプールの副キャプテンに就任し、当時主将だったジェラードが不在の際にはキャプテンマークを巻いた。ジェラードがクラブを去った後、2015/16シーズンからキャプテンに就任。2018/19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では2年連続の決勝進出を果たし、優勝カップを掲げた。 リバプールでプレミアリーグ優勝、CL優勝などを経験したヘンダーソンは、2023年7月にかつての盟友ジェラード監督が率いるアル・イテファクに移籍。しかし、1年も経たずに契約を解除し、今年1月からアヤックスでプレーしている。
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