松浦悠士の言葉に驚いた26歳競輪選手の素直な心情「調子に乗っちゃうじゃないですか(苦笑)」/玉野競輪G3
玉野競輪「開設73周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(G3)」は3日、最終日を迎えた。1R一般を走り終えた堀江省吾(26歳・長野=119期)に話を聞いた。 最終日は正攻法から突っ張り切り、最後は番手の高橋広大に交わされたものの、強風の中良い粘りを見せ付けた。 レース後に松浦悠士と話している姿を見たので、詳しく話を聞いてみると「昨日(3日目)から絡ませて頂いています。記者さんから言われたのですが、松浦さんから『あの子は強くなるよ』って言って下さったみたいで」というエピソードがあったようだ。 「まさかGP王者にそんなことを言ってもらえるなんて…。そんなことを言われたら調子に乗っちゃうじゃないですか(苦笑)」と照れくさそうに言っていた。 本人曰く褒めて伸びるタイプのようだし、このキッカケで更なる成長を見せてくれるかもしれない。 今回は師匠の柿澤大貴と一緒の開催。一緒のあっせんは2回目だそうだが、まだ一緒に走ったことはないようだ。残念ながら今回は師弟連係ならずだったが、「自分が特別優秀に乗れていれば機会はあったかもしれない。自分が師匠のところにいけるように頑張るだけです」と更なる高みを目指す。(アオケイ・宮本記者)