東海地区で起きた逆転現象!なぜ事前予想を覆して宇治山田商が2枠目、愛工大名電は3枠目になったのか?
第96回選抜高等学校野球大会の出場32校が決定したが、ある地区で逆転現象が起きた。それが東海地区だ。 【一覧】センバツ出場32校 この発表前の予想としては1枠目が豊川(愛知)、2枠目が愛工大名電(愛知)。そして3枠目に東海大会ベスト4の宇治山田商(三重)、藤枝明誠(静岡)が争うと見られた。 結果としては1枠目が豊川、2枠目が宇治山田商、3枠目が愛工大名電となった。 この選考理由についても説明があった。宇治山田商、愛工大名電はどちらも東海大会で豊川と対戦しており、宇治山田商は準決勝で5対6、愛工大名電は決勝戦で7対8とどちらも1点差で敗れているが、内容面に差があった。 宇治山田商は9回表を終わって、5対3と2点リードしており、終始互角の戦いだった。愛工大名電は4回終わって8対0とリードを許す展開。最終的に1点差まで追い詰めたが、投手は5四球、守備は2失策と内容は良くなかった。宇治山田商の試合内容を評価し、2校目となった。 戦力面としては宇治山田商は中村 帆高投手(3年)、加古 真大投手(2年)、田中燿太投手(3年)の3投手の力投を評価され、愛工大名電は左腕・大泉 塁翔投手(3年)、3番石見 颯真外野手(3年)、4番石島健外野手(3年)と投打の力のある選手が揃っていることを評価された。