「座間っぷ」を発行した座間市商工会の内藤会長（右）と中心となった谷田康司副会長

　新型コロナウイルス禍の影響を受けた店舗を支援しようと、神奈川県の座間市商工会（内藤和美会長）は会員の飲食店や小売店、サービス業など５３店舗で使えるクーポンをまとめた冊子「座間っぷ」を初めて発行し、市民らに無料で配布している。掲載店で冊子を見せると割引やサービスが受けられる。 　「座間っぷ」は、市内を６エリアに分け、グルメや買い物、リフレッシュなど６ジャンルに店舗を分類して掲載。温泉施設でのソフトドリンク無料提供やパン店での会計２割引きなど、さまざまなサービスが受けられる。１～３回限定の他、期間中何回でも利用できるクーポンもある。 　クーポンの有効期間は８月３１日までで、市民以外も利用可能。掲載店舗をはじめ、同市役所や市内のコミュニティーセンター、公民館などで配布中。商工会ホームページからはオンライン版がダウンロードできる。 　同商工会の内藤会長は「インターネット通販が盛んな時代だからこそ、実際に店舗を訪れて座間の魅力を再発見してほしい」と話している。