【阪神】パラ陸上選手・佐藤友祈がファーストピッチ共通点を感じる猛虎戦士の存在明かす
◆JERA セ・リーグ 阪神―巨人(17日・甲子園) パラ陸上選手・佐藤友祈が試合前のファーストピッチを行った。この日の阪神―巨人戦は株式会社モリサワ協賛の“甲子園フォントプロジェクト記念モリサワデー”として開催され、同社所属の佐藤がマウンドへ。車いすからの投球はワンバウンドとなったが「見ている人は2、3バウンドして投げるんだろうなと思っていたと思う。それをちょっと超えることはできたかな。80点くらいです」と振り返った。 岡山県出身の佐藤は阪神の主砲・大山に競技における共通点を感じており「チーム内において競争は必要不可欠。それで自分自身がどんどん技術、パフォーマンスを向上させていくという記事を見ました。自分自身も、ライバルのベルギーのマキシム選手が新たに現れて…。そこを目指してトレーニングを今、日々積み重ねているところも含めて重なりました」と思いを込めた。 来月は神戸で世界パラ陸上が控える。「ベルギーのマキシム選手が金メダル最有力候補っていうふうに捉えられているんですけど、僕自身はそれで終わるつもりはない。しっかりと土をつけれるように自分自身調整していきたい。あとはパリパラリンピックに向けて、世界記録の更新と金メダルを獲得したいです」と意気込んだ。
報知新聞社