【宝塚記念】23万8367票集めたドウデュース、4年連続GⅠ制覇へ状態良好
<栗東トレセン> ファン投票で歴代最多の23万8367票を集めたドウデュースは、CWコースでラスト1ハロン13秒0と軽くしまいを伸ばした。史上7頭目となる4年連続のJRA・GⅠ制覇へ、大江助手は「毎年GⅠでも勝っているし、(ファン投票1位は)光栄に思います。毎回、いい状態で出走することができていますし、楽しみです」と語った。 ブローザホーンは天皇賞・春で2着。上がり3ハロン34秒6はメンバー最速だった。2400メートルにもV歴があり、吉岡調教師は「状態はすごくいい。どこからでも競馬できる器用な馬だし、距離短縮でも対応はしてくれる」と期待する。 ディープボンドは天皇賞・春で3着と息を吹き返した。13日のCWコース併せ馬で6ハロン79秒2-11秒6をマークするなど、7歳でも衰えを知らない。大久保調教師は「年とともに体が変わってきて、調教も変えている。それがマッチしてきた。若馬のときから京都は走っている」と舞台適性を強調した。 プラダリアは前走・大阪杯で6着。5度目のGⅠ挑戦も壁に跳ね返された形だが、重賞で2戦2勝の実績を残す京都コースで前進したい。池添調教師は「息遣いも問題ないですし、実が入ってきています。競馬がしやすいコースですし、自分から動いていければ」と力を込めた。