エジプトの地下鉄で生命の危機?きっぷ売り場で武装警察に囲まれて…【作者に聞いた】
海外に移住しオカリナのオンラインレッスンを行いつつ、X(旧Twitter)で漫画を発信しているオカリナ講師のジャスティン(@Justin_ocarina)さん。自身をキーウィ(ニュージーランド固有の鳥)のキャラクターとして描いた、ゆるくてかわいい世界観に病みつきになる読者が増えている。 【漫画を読む】電車賃が急に7倍に…!驚きのエジプト地下鉄事情 ウォーカープラスでは、ジャスティンさんの海外での日常を描いた「月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記」の連載がスタート。アラビア語もわからない、お金もない、家具も家電も何もない、とっても不便な暮らしだけどなぜだか毎日がとっても楽しい!そんな愉快な日々を、キーウィのゆるかわいい絵柄に乗せてお届けする。 第3回となる今回は、エジプトの地下鉄事情について。エジプトならではのルールやアクシデントについて、ジャスティンさんのインタビューを交えながら紹介する。 ■東京とエジプトの電車の違いとは? ――エジプトの鉄道事情について最も印象的だったことを教えてください。 やはり軍隊が各駅にいたあの料金値上げの日です。日本の発想ではまず無いので…。 ――突然電車賃が7倍になったということでしたが、その後は何か変化はありましたか? その後もじりじりと値上げが続いています。 ――日本とエジプトの電車でいちばん違いを感じたことは何ですか?また、それぞれよいと思うところがあれば教えてください。 東京の満員電車で学校に通っていた頃は、常に心を無にしていました。車内ではほかの乗客を人間として見ることすらしていませんでした。当たり前のことですが、エジプトの電車では人を人として見ること、喜んで席を譲ること、やってあげたらうれしいことをしてあげること、そんなことが普通に行われているので「これが自然な姿だよな」となぜか印象的に見えました。もちろん時刻表もなければエアコンもない(時々ある車両に当たる)ので、東京の方が乗り物としては断然スムーズで早いのですが。 ――エジプトはアフリカ初の女性専用車両が導入された国ということでしたが、日本と同じような運用方法なのでしょうか?何か違いがあれば教えてください。 基本的には日本と同じで、走行している列車の2-3車両が女性専用車両と定められています。痴漢の問題だけでなく、イスラム教で望ましくないとされる男女の接触を避ける意図もあるようです