巨人・立岡宗一郎「秋広に負けないぞ」 大ケガから復活の34歳が4安打4打点「今はすごく野球が楽しい」と思い明かす
◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人18-2ロッテ(4日、東京ドーム) 巨人は34歳の立岡宗一郎選手が、5打数4安打4打点と大活躍。歴史的猛打となった打線をけん引しました。 【動画】6月4日の巨人戦ハイライトはこちら! 2022年6月9日の西武戦の守備時に、左ヒザのじん帯を負傷。その後は育成契約となり、今年5月に支配下登録されていました。 この日は初回に坂本勇人選手に続き、タイムリーヒットを記録。3回には2度回った打席でいずれもタイムリーヒットを記録します。この回、球団記録の9者連続安打とセ・リーグ記録に並ぶ1イニング12安打の歴史的な記録に貢献しました。 立岡選手はケガの後の苦しみを、「なった人にしか分からないと思うので、理解してほしいとも思わないし。自分の中でも他の人が経験できない部分を経験できているという強みになると思う」と語り、「あれ以上苦しいことはないと思うので、今はすごく野球が楽しいです」と思いを明かしました。 この日は4安打4打点の大活躍。2日の西武戦から2試合連続猛打賞となり、「本当にできすぎ。怖いです」と率直に驚いた様子をみせます。また活躍の要因については「気持ち一本じゃないですか。なんとかしたいな、当たってでもいいから塁に出たいなという、そういう精神じゃないですか」と話しました。 また、立岡選手を含め23安打と打線が絶好調。「打てない打てないという状態からみんな今一気に上がってきた感じですよね。たぶん、タイミングが悪かったというか。みんな上がってきたので、これまではピッチャーに助けられていた分、きょうみたいに打てれば支え合いながらいけたらいいなと思います」とベテランらしく思いを語りました。 ヒーローインタビューでは「ここから自分自身も全盛期だと思って、チームの力になれるように頑張ります」とファンの前でコメント。 打撃好調の34歳は、「自分を奮い立たせる意味で。強がりかもしれないですが、そう思ってリハビリもやってきたし、自分にずっと言い聞かせて、若々しくいこうかなと。秋広には負けないぞという思いでやっていきます」と力を込めました。