【山口県】[㈱トクヤマ]塩ビ子会社を吸収合併 個別決算で特別利益90億円
山口県周南市の総合化学メーカー、㈱トクヤマ(横田浩社長)は、塩化ビニル樹脂の製造販売を手がける100%子会社の新第一塩ビ㈱を1日付けで吸収合併した。合併に伴い、2025年3月期第1四半期の個別決算で約90億円の特別利益を計上する。 特別利益は、第一塩ビから受け入れた純資産の額と、トクヤマが保有する新第一塩ビの株式簿価との差額を「抱合せ株式消滅差益」として計上する予定。トクヤマの個別決算で計上する90億円は、グループ全体の連結決算手続き上、相殺消去されるため、連結損益への影響はないとしている。