【桜花賞馬体診断】アスコリピチェーノ
「桜花賞・G1」(7日、阪神) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一(栗東)、石堂道生(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】前走・阪神JF時の馬体をチェック 【アスコリピチェーノ B】 まず毛ヅヤの良さが素晴らしい。窮屈なところもなく、筋肉量も適度のレベルを維持できている。つなぎは短めで、体形的にスピードタイプのつくりは昨年の阪神JF1週前で記述した時と大きく変わらず。少しお腹周りは余裕を持たせているが、1週前なら許容範囲内だろう。まだ表情はキツく見えるが、当馬はその前進気勢がレースにもつながっているととらえられる。順調そのもの。(馬サブロー美浦・石堂道生) 〈1週前追い切り診断〉北村宏を背に栗東CWで6F82秒2-11秒2(馬なり)をマーク。ルージュエヴァイユ(5歳オープン)と併入した。デビュー3連勝で阪神JFを制してからぶっつけ本番となるが、馬体に太め感はない。キビキビとした動きで気合乗りも上々だ。