【シンガポール】港湾PSAと国立大、供給網研究所を開設
シンガポールの港湾運営大手PSAインターナショナルとシンガポール国立大学(NUS)は、サプライチェーン(供給網)の効率化と持続可能な成長に向けた研究機関「PSA―NUSサプライチェーン・リビング・ラボ」を開設した。 PSAは港湾におけるコンテナ取り扱いにとどまらない統合的なソリューションの必要性が高まっていることから、近年はコンテナ荷役にとどまらず、港湾に関連するさまざまなサービスを提供している。 より広範なサプライチェーン領域における補完的なサービスの提供に向け、シンガポール国立大学と組んで研究所を設立し、サプライチェーンを取り巻く重要な課題の解決に取り組む。PSAは最大1,000万Sドル(約11億4,000万円)を拠出する。