ドジャース新人左腕、六回途中10失点KO 大敗モード ベッツ、フリーマンら中軸3人が三回で休養交代 大谷翔平は六回まで4打席無安打
「ダイヤモンドバックス14―3ドジャース」(1日、フェニックス) ドジャースの先発ジャスティン・ロブレスキ投手が六回途中10失点KO。試合前に3Aから今季3度目の昇格を発表され、8月16日以来、メジャー6度目のマウンドに立ったが、三回までに9失点を喫し、チームの期待に応えることはできなかった。 ロブレスキは21年ドラフト11巡目でドジャース入団し、今年7月7日にメジャーデビュー。ここまでローテーションの谷間に2度のメジャー昇格を果たし、5試合に先発し、1勝1敗、防御率4・68。 初回は2死から四球を与えるも後続を封じて無失点。しかし、二回に先頭グリチャクに左翼線二塁打を許し、1死後に4長短打で一挙4点を失う。2アウトを奪った後に適時打、2巡目となったグリチャクに6号3ランを浴びてさらに4失点。打者10人で8点を失う猛攻撃だった。 いきなり8点ビハインドとなったドジャースの三回の攻撃は大谷からの好打順。前日の試合は初回から球団史上初の初回から3者連続本塁打を達成したMVPトリオだったが、3者連続空振り三振。大谷は初回、六回の打席でも三振を喫するなど、六回まで4打数無安打に封じれ、ルーキー左腕を援護できなかった。 ロバーツ監督は三回の攻撃を最後にベッツ、フリーマン、さらには4番のT・ヘルナンデスの中軸3人を途中交代。三回の守備からベッツに代わる右翼には、この日メジャー再昇格したばかりのパヘス、フリーマンに代わる一塁にK・ヘルナンデス、T・ヘルナンデスの左翼にはテイラーを起用。あす以降の戦いを見据えて中軸3人に休養を与えた。 ロブレスキは四回以降も続投。六回途中、99球を投げて10点目を失ったところで降板を告げられた。 チームはそのまま敗れて、連勝は4でストップ。大谷は4打数無安打3三振で3試合連続本塁打はならず。八回の守備から一塁のK・ヘルナンデスが登板させるため、DH解除により大谷に代わってロハスが「1番・一塁」に入った。