国家公務員が「年収1000万円プレーヤー」になるのは意外と難しい?平均年収とは?
指定職のモデル給与例
指定職になると、高い水準での収入が期待できると分かったところで、俸給表に基づいて、実際にどれくらいの給与が支払われているのかを見てみましょう。 人事院の「本年の給与勧告のポイントと給与勧告の仕組み」を基に、国家公務員のモデル給与例を表1にまとめました。 表1
※人事院「本年の給与勧告のポイントと給与勧告の仕組み」を基に筆者作成 一口に国家公務員といっても、職務段階や年齢によって、給与に大きな差があることが分かります。指定職である本府省局長と事務次官は、年収1000万円をはるかに超えていることが判明しました。 一般職員である係員と、指定職である本府省局長の年収を比較すると、約1469万円もの違いが見られます。
国家公務員の指定職に就けば年収1000万円プレーヤーになれる可能性がある
国家公務員は収入が安定しているというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、誰でも年収1000万円になれるわけではありません。 国家公務員として年収1000万円プレーヤーを目指すのであれば、事務次官や外局の長官など、重要性の高い指定職に就く必要があるでしょう。 出典 内閣官房内閣人事局 国家公務員の給与(令和5年版)[給与制度] 給与の構成(10~15ページ) 人事院 本年の給与勧告のポイントと給与勧告の仕組み 令和5年8月 国家公務員モデル給与例(9ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部