高校書道部の力作一堂に 県高等学校総合文化祭書道展に223点出展【佐賀県】
サガテレビ
県高校総合文化祭に出品した書道部の生徒たちの力作が、佐賀市の県立美術館で展示されています。 文化部の生徒が日頃の成果を披露する県高校総文祭。 今年は書道部門に223点が出品され、30日から展示されています。 作品は中国などの古人が書いた優れた書を手本にして書く「臨書」と、漢詩や和歌を題材に字体などを工夫して表現する「創作」の2種類があります。 こちらは「創作」で最高賞の特選に選ばれた佐賀北高校3年の横尾陽菜実さんの作品。中国の書家の書風に寄せて書かれていて、字の大きさを変えることで躍動感を出しています。 一方、こちらも「創作」で特選に選ばれた小城高校2年の古賀美智さんの作品です。つなげて文字をかく連綿体と墨の濃淡で、川を流れるようなイメージを表現したということです。 223点のうち特選には35点が選ばれていて、このうち上位5人の作品が来年、香川県で開かれる全国総文祭に出品されます。 書道展は佐賀市の県立美術館で、11月4日まで開かれています。
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