「ちびまる子ちゃん」家族。中央手前がまる子（さくらももこ）。左から父ヒロシ、姉さきこ、母すみれ、祖母こたけ、祖父友蔵（C）さくらプロダクション／日本アニメーション

　フジテレビ系の国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」主人公の初代声優を務め、3月に63歳で急死したTARAKOさんが演じる「まる子」の声が、21日放送のテレビ朝日系特番「外国人がガチで投票！世界アニソン総選挙」でオンエアされた。折しもこの日は、フジで同アニメが放送され「まる子」の2代目声優を引き継いだ菊池こころが初登場した日だった。 【写真】死去２週間前のTARAKOさん 　「世界アニソン総選挙」では、日本人と外国人のアニソンファンの投票で選ばれたアニソン人気ランキングをそれぞれ紹介。日本人の選んだ10位でちびまる子ちゃんのエンディング曲「おどるポンポコリン」が選ばれると、音楽に合わせて、アニメファンで番組スペシャルプレゼンターの上川隆也がVTRで登場した。「ちびまる子ちゃんと言えば…」と切り出すと、アニメ映像に切り替わり、TARAKOさんが「まる子のテストに幸あれ」などと語る場面が流された。 　上川は「まる子ちゃんの声を演じて、幅広い世代に親しまれてきた、声優のTARAKOさん。先日、お亡くなりになりました。30年以上、ちびまる子ちゃんに魂を吹き込んできたTARAKOさんがアニメ界に与えた影響は計り知れません。私たちの心には、いつまでも、TARAKOさんの声が残っていくことでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。