事務椅子で2時間耐久レース! 静岡「いす-1グランプリ」白熱
キャスター付きの椅子に座って走る耐久レース「いす-1(いすわん)グランプリ」がこのほど、静岡市駿河区のリバティーリゾート久能山で開かれた。20~50代の男女が3人一組で参加。市販の事務椅子を使って、駐車場に特設された1周220メートルのコースを交代しながら周回し、2時間で何周走れるかを競った。 県内外から29チームが出場。出場者は、ぶつかったり、素早く方向転換してカーブを駆け抜けたりしながら、懸命に地面を蹴って椅子を走らせた。木津川運輸チーム(京都府)が96周の記録で優勝し、2連覇を果たした。県内で2回目の開催となった今回は、3~6歳を対象にしたキックバイクレースや、女性のみで構成された上位チームの表彰も行った。 同市清水区出身でレーシングライダーの生形秀之実行委員長は「今後は子どもが参加できるレースも増やしていきたい。静岡の新しいスポーツ文化として盛り上げていけたら」と話した。
静岡新聞社