吉田麻也「0度くらいのイングランドでプレーした後に…」試合の遠征での“とてもつらいシチュエーション”とは?
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也のチャレンジ&カバー」(毎週月~金曜14:55~15:00)。リスナーの切実なお悩みや質問に、世界の一線で戦ってきた経験や思考を基に、吉田麻也が90秒でアドバイスを送ります! 12月1日(金)の放送では、寒暖差によるパフォーマンスの変化について語りました。
<リスナーからのメッセージ> 「中東など暑い国でプレーしている選手が涼しい開催地での試合に出ると、普段よりもパフォーマンスが上がったりするのでしょうか?」 吉田:12月になり、日本は寒くなってきた頃ではないでしょうか? (現在、住んでいる)アメリカ・ロサンゼルスは、相変わらずポカポカ陽気が続いています。最近、朝晩がちょっと寒くなってきたので羽織るものが必要になってきましたけど、日中はTシャツや半ズボンで全然いけるなと思います。本当に1年中(気候が)暖かいらしいんですよね。 いただいた質問ですが、これは普段よりパフォーマンスが上がります! なぜかというと、暑いところでプレーしていると、やっぱり体も重くなるし、動きもちょっと鈍くなります。そこから涼しい場所に移動すると、キュッと体が引き締まった感じになって、気候への対応も良くなるので、パフォーマンスは上がりやすいです。 しかし、逆のパターンのときは、ものすごくしんどいです。例えば、ホームの日本で、この(寒い)時期に試合した後に、アウェイで30度近くある中東でプレー、というのが一番つらい状況ですね。 2024年1月には(カタールで)「AFCアジアカップ」がありますけど、そういうときは、(現地に)前乗りして、気温の対策をしてから大会に臨むようにしています。僕も0度くらいのイングランドでプレーした後に中東に行き、32~33度の寒暖差のなかで試合をしたことがありますけど、そういうときに体のメンテナンスやアジャスト力が試されるなと感じます。 (TOKYO FM「吉田麻也のチャレンジ&カバー」2023年12月1日(金)放送より)