飼い主を17年待ち続けた保護犬の実話「石岡タロー」東京で上映、予告解禁
映画「石岡タロー」が、舞台となった石岡市をはじめとする茨城県内での先行公開を経て、東京の池袋シネマ・ロサで3月29日より上映されることが明らかになった。 【動画】「石岡タロー」予告編はこちら 実話をもとにした本作は、1匹の保護犬タローが離ればなれになった飼い主の女の子と再会するため、17年もの間、石岡駅に通い続けるさまを描いた物語。タローは街の人に愛され、現在も石岡駅に銅像が建っている。今作が長編デビューとなる石坂アツシが監督を務め、山口良一、渡辺美奈代、松木里菜、寺田藍月、山東文発、青木日菜、まいど豊、グレート義太夫、菊池均也が出演した。 先行公開された茨城では、2023年12月31日までに1万355人の動員を記録。11もの海外映画祭に正式招待され、うち最優秀長編映画賞を5度受賞した。また東京での公開を記念して、3月16日に東京・すみだリバーサイドホール ミニシアターで上映会の開催も決定。キャスト・監督のほか、タローを演じたチャッピー、チャビ、ダイが登壇する。詳しくは本作の公式Xで確認を。 「石岡タロー」は全国での上映も予定。山口、渡辺、寺田のコメントは下記の通り。YouTubeでは予告編が公開された。 ■ 山口良一 コメント 実は私は、ほぼペットというものを飼ったことがありません。中学生の頃、うちに猫がいましたが、それくらいでしょうか。今も何も飼っていません。が、最近、犬や猫の動画をよく見ています。飼えないんですが、だからこそ動画で楽しんでるのでしょうか。タローの事も、ペットを飼ってる人の目線というより、自分がタローになった気持ちです。できればタローを演じてみたかったくらいです。年齢もあり、これから犬を飼うことはないと思いますが、タローの思いはずっと抱いていたいと思います。 ■ 渡辺美奈代 コメント 2021年に撮影が終わってから公開を楽しみにしていました。17年間駅に通い続けたタローの一途な姿と石岡の皆さんの温かさに心を打たれるとても感動的な物語です。たくさんの方に観て頂けたら嬉しいです。 ■ 寺田藍月 コメント みんなに石岡タローをみてもらえるのがたのしみです! かわいい子犬となかよしなところをみてね! (c)2023 One Point Six