【ダービー展望】ジャスティンミラノが史上8頭目の無敗2冠達成を目指す
「ダービー・G1」(26日、東京) 3歳馬7906頭の頂点に立つのはどの馬か。一生に一度の大舞台に、重賞ウイナー11頭を含む19頭がエントリー。 今年の主役は、無傷の3連勝で皐月賞を制したジャスティンミラノだ。好位追走から直線力強く抜け出し、1分57秒1のスーパーレコードでV。わずかキャリア3戦で偉業を成し遂げ、その能力の高さを見せつけた。4度目のダービー制覇を目指す友道師は「(1週前に)いい負荷がかけられた。ここまで問題なく順調です」と不安なしを強調。20年コントレイル以来、史上8頭目となる無敗2冠制覇を目指す。 別路線から“ストップ・ザ・ミラノ”に名乗りを上げたのが、破竹の3連勝で青葉賞を制したシュガークン。G1・7勝馬キタサンブラックの半弟と血統的魅力は十分で、前人未到7度目のダービー制覇を狙う武豊の手綱も心強い限りだ。 デビューから無傷の3連勝でスプリングSを制したシックスペンスもV候補の一角だ。皐月賞をパスして、この大一番に照準を合わせてきた。国枝師悲願のダービー制覇なるか、期待は高まる。 他にも皐月賞6着から巻き返しを期すホープフルS覇者レガレイラや、皐月賞2着のコスモキュランダもコンビ再結成となるM・デムーロの手綱で逆転戴冠を狙う。加えて、堀厩舎のゴンバデカーブース&ダノンエアズロックなど好メンバーが顔をそろえた。