水俣の美味、タルトでいかが 水俣高定時制5人が考案 特産のお茶とかんきつ使用、道の駅で販売
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水俣高定時制3年生の5人が、水俣産のお茶とかんきつを使った2種類のタルトを考案。道の駅みなまた(水俣市)の「Shop&Cafe ミナマータ」で販売している。生徒たちは「水俣を訪れて食べてほしい」と呼びかけている。 スイーツの開発は、特産品の振興などを考える中で、課題を発見し解決する能力を育むことが目的で、昨年に続き2回目。ミナマータのスタッフと1月から意見交換や試作を重ね、共同開発した。 お茶を使った「抹茶タルト」(450円)は、抹茶小豆ホイップと抹茶チョコレートの層を重ね、金箔[きんぱく]をあしらった小豆を添えて高級感を出した。提案した女性生徒(17)は「お茶の味がしっかりと感じられる滑らかな口当たり」とPRする。 甘夏と不知火を1房ずつ使った「シトラスプリンタルト」(400円)は、チェリーやミントも添えて彩り豊か。男子生徒(17)は「酸味と甘さのバランスが良く、ジューシー」と特徴を話す。
タルトの販売日は不定期。道の駅みなまた☎0966(62)2003。(伊藤恩希)