懐かしの立体写真玩具「ビューマスター」が実写映画化
世界的に有名なファッションドールを題材にした「バービー」が大成功したことをうけて、バービーと同じマテル社の玩具「ビューマスター」の実写映画化計画が進行中だと、米Deadlineが報じている。 ビューマスターが誕生したのは1939年。円盤状の写真フィルムを挿入して覗き込むと、立体視で写真を鑑賞することができ、レバーを押しこむことで次々と写真を切り替えることができる3D写真鑑賞システムだ。 映画製作会社エスケープ・アーティスツのトッド・ブラックは、次のようにコメントしている。 「ビューマスターは長年、世界の不思議への窓口となり、子どもから大人まで想像力をかき立ててきました。ロビー・ブレナーとマテル・フィルムズとタッグを組むことで、その遺産を称えつつ、今日の観客のために全く新しい冒険を創造するチャンスを得ました。この大切なおもちゃの探検精神を大スクリーンで表現できることを、心待ちにしています」 マテルは昨年、実写映画「バービー」で大ヒットを記録し、アカデミー賞8部門ノミネートという快挙を達成した。現在も「ホットウィールズ」や「モンスターハイ」など、自社の知的財産(IP)を活用した映画を積極的に開発している。