セミオーダーのウィッグを着用した南果歩

　女優の南果歩（６０）が２９日、医療用ウィッグで知られる「スヴェンソン」のレディースブランドのアンバサダーに就任し、都内で会見した。 　南は開口一番、「皆様、（米大リーグの）ワールドシリーズでお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます」とあいさつ。最初は自分の髪だったが、セミオーダーのウィッグを着用して再登壇。女優業のときだけでなく、乳がん闘病後、体調を崩した際にもウィッグのお世話になったそうだが「重くて痛かったり。ストレスを感じていた」という。この日は明るいカラーでベリーショートの髪形をセレクトし「襟足に技術力を感じる。軽くて全くストレスを感じない。快活になれる」と話した。 　囲み取材ではウィッグにちなみ、変身したいものを聞かれ、「それは、野球選手ですね」と即答。「（ワールドシリーズが）すごいじゃないですか。もう興奮のるつぼ。夢中です。中継を見られないときは録画して家で見ます」。この日もドジャースが勝って３連勝。４年ぶりのワールドシリーズ優勝に王手をかけただけに、口調も興奮ぎみ。中でもやはり、大谷翔平投手の活躍が気になる様子で「日本人選手の活躍がすごくうれしい。地元のその球団に本当になじんで力を発揮されているところに感動しますね」と話していた。