麻績・聖湖畔に霧氷の世界 長野県東筑摩郡
冬型の気圧配置の影響でこの時期としては強い冷え込みとなった19日朝、長野県東筑摩郡麻績村聖高原の聖湖畔周辺では霧が木々などに付着し氷となる霧氷が見られた。標高約1000メートルにあり、日中は紅葉で彩り豊かな一帯は、白く化粧した木々で静かなモノトーンの世界となっていた。 聖湖畔に事務所を置く村観光課によると、聖湖周辺の朝方の気温は氷点下2度を下回り、周辺には濃い霧が立ちこめていた。早朝からカメラを手に訪れ、風景写真を撮る人の姿も見られた。 観光課によると、近くの聖高原スキー場がオープンする年末年始から寒中にかけて一帯は厳しい冷え込みとなり、空気中の水蒸気が木々の枝葉や草に凍り付いて白く結晶化する「樹霜」も見られるようになるという。
市民タイムス