中谷潤人 世界3階級制覇へ「必ずチャンピオンになるという強い気持ち」 KO決着には「アグレッシブに」
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(24日、両国国技館) トリプルタイトルマッチの記者会見が22日、都内で行われた。王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦する同級1位の中谷潤人(26)=M・T=は、世界3階級制覇へ意気込んだ。 中谷は、「もう少しで(ウエートは)リミットに入りますし、今回バンタム級に上げて調整もすごくうまくいっているので、体にエネルギーがたまっている状態」と良好なコンディションをアピール。「サンディアゴ選手はすごく良いチャンピオンなので、2月24日は必ずチャンピオンになるという強い気持ちで、今までやってきたことを発揮したい」と決戦へ力を込めた。 昨年5月に行われたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦では、アンドルー・モロニー(オーストラリア)を左一撃で失神させたKOが評価され、米国で最も権威のある専門誌「ザ・リング」などの2023年年間最高KO賞に選出。今戦でもKO決着へ期待がかかるが「タフなチャンピオンなので気持ちを持ってそういう場面を生み出せるようにアグレッシブに戦っていければ」と話した。