福山雅治 “初”のライブフィルム。自ら監督を務めて理想のサウンドと映像を追求
1990年の歌手デビューから30年を超えた福山雅治が、2023年の夏に行った日本武道館ライブを、自身が監督を務めて映画化した「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」が、1月12日(金)よりドルビーシネマほかで先行公開、1月19日(金)より4週間限定で全国公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。 「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」予告編 ライブの演出面は福山が監修。40台以上のカメラで全方位を捉え、ドローン撮影も実施、さらにドルビーアトモスを採用し、理想の映像と音からなる“ライブを超えたライブ”を実現させた。 また、映画には俳優の柊木陽太が《少年期の福山雅治》を演じるパートあり。柊木は、ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』でも福山が演じた主人公の少年期を担当している。そして、福山の故郷である長崎の風景が挟まれ、CG演出も加わる。
福山雅治コメント
1年ほど前に「そのライブ会場で音を聴いているような音響でライブフィルムを作りませんか?」というお話をいただきました。初めてその提案を聞いた時、正直全然乗り気ではありませんでした。オーディエンスの皆様にとってのライブでの熱狂と興奮は、本物のライブにしかないと思っていたので、わざわざ映画にする意味がどこにあるのだろう?と。 それでも「どうアウトプットするかは後から決めることにして、まずは最新の機材でライブ映像を収録してみませんか」というスタッフの後押しもありプロジェクトがスタートしました。 動き始めた以上、ライブの総合演出を担う自分がこの作品のテーマを考えるのは当然のことです。そこで先ず、日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』で皆実広見の子供時代を演じてくれた俳優の柊木陽太さんに「少年時代の福山」を演じてもらうことを提案しました。そうすることで「少年期の自分が、2023年の自分に逢いに行く」という物語を付加することができました。 そして「Dolby Atmos」の音響をほぼ完全再現できるスタジオでの作業を行う過程で、やっとこの映画作品を作る意味・意義が自分の中で明確に見えてきました。この作品を通じて届けたいのは、まるでライブ会場にいるかのような擬似体験では無く、「僕の脳内にある“理想のライブの音”、“理想のライブの映像世界” を追求した、究極の“ライブを超えたライブ”」を2023年の最新のテクノロジーによって体験していただくこと。 本作の本質に辿り着けたこと、そして作品の全責任を担うという意味で、結果的に自らを「監督」とさせていただいております。 究極の“ライブの理想像”を追求した映画作品、『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』完成まであと少しのところまで来ています。公開を乞うご期待。
「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」
監督:福山雅治 出演:福山雅治、柊木陽太 配給:松竹 製作:アミューズ ©︎2024 Amuse Inc. 公式サイト:fukuyamamasaharu-livefilm.com