誰が「パリ五輪」への切符を手にする!? 今どんな状況? 日本勢の成績や出場資格をおさらいしよう
男子の代表選手は松山英樹選手と中島啓太選手が有力
男子の代表争いも佳境に入っています。本稿執筆時点の有資格者は松山英樹選手(世界ランキング15位)と中島啓太選手(世界ランキング86位)です。久常涼選手(世界ランキング91位)も出場を目指していましたが、残念ながら「全米オープン」の出場資格を獲得することができず、17日までに自力で世界ランキングを上げる方法がなくなりました。 逆転の可能性が残っているのは6~9日に国内メジャーの「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」に出場し、13~16日に海外メジャーの「全米オープン」に出場する金谷拓実選手(世界ランキング119位)くらいでしょうか。 オリンピックのゴルフ競技は2016年のリオデジャネイロ大会で116年ぶりに復活しました。リオ大会の代表選手は男子が池田勇太選手(21位タイ)と片山晋呉選手(54位)、女子が野村敏京選手(4位タイ)と大山志保選手(42位)でした。 20年の「東京五輪」の代表選手は男子が松山選手(4位タイ)と星野陸也選手(38位タイ)、女子が稲見萌寧選手(銀メダル)と畑岡選手(9位タイ)でした。この大会には笹生選手もフィリピン代表として出場し、9位タイに入っています。 「パリ五輪」はどの選手が出場権を獲得し、どんな活躍を見せてくれるでしょうか。間もなく代表選手が決まります。
保井友秀