会見に臨むドジャースのデーブ・ロバーツ監督（撮影・柳原　直之）

　ドジャースの3勝2敗となったナ・リーグ優勝決定シリーズは20日（日本時間21日）の第6戦から、再び舞台をロサンゼルスのドジャースタジアムに移して行われる。両チームは19日（同20日）、同球場で練習を行い、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督（52）が決戦に向けて会見した。 【写真あり】ドジャース夫人会も勝利を後押し！ 　ロバーツ監督は「ブルペンデー」となる第6戦について「明日はブルペンゲーム。第2戦でやったことと似ていて、より良い実行が期待される。選手をどのように起用するかはまだ分からない。メッツがどのようにラインアップを組むかによって決まる。総力戦になる」と説明。第6戦に全てつぎ込むのか、第7戦も考慮してバランスを取るのか、と問われると「我々の焦点は依然として第6戦にある。2試合を通じて失点を防ぐ準備は万端だと感じている」と語った。 　総力戦となるため、投手復帰へ向けて投球練習を続けている大谷翔平投手（30）が第6、7戦のどちらかに登板できるのかという質問も出た。指揮官は「できません。質問ありがとう」と話して笑いを誘った。一方で、リリーフ陣の回またぎについて「彼らは頼まれたことは何でもする。勝つために必要なことは何でもする」と信頼を示した。山本由伸投手（26）の救援登板については「メンバーに入っていない」と否定した。 　また、右足首捻挫を抱えながら出場を続けているフレディ・フリーマン内野手（35）とは「まだ話していない」と明かした。先発から外れる可能性も示唆しながら、「彼はトレーニングルームにいる。足首のケガが打撃に影響していると言ったが、ここ（試合）に戻ってくることを願っている」と話した。