阪神・岡田監督「ええピッチングされたらこんなもんやろうな」「もう終わったことやしの」 一問一答
「阪神0-1巨人」(24日、甲子園球場) 巨人・戸郷にノーヒットノーランに抑えられ、連勝が2でストップ。阪神・岡田彰布監督(66)は「バッターがどんだけ奮起するかやろうな」と打線の反骨心に期待を寄せた。以下、主な一問一答。 【写真】シーン ノーヒットノーランの瞬間、静まりかえちゃった阪神ベンチ -攻略の糸口がなかった。 「ええ。そりゃ打てへんのやから」 -戸郷は投球の組み立てが変わっていたか。 「いや、そんなことないよ。そんな変わらへんよ」 -最後まで直球も変化球も良かった。 「結局な、低めのボールな、フォーク振ってな」 -同じ投手に何度もやられている。 「そらな、ええピッチングされたらこんなもんやろうな。今やったらな。今のバッティングの調子やったらな」 -(近本の)惜しい当たりも。 「惜しい当たり言うても、アウトはアウトやからなあ」 -攻略の糸口は最後まであったか。 「糸口って、だってヒットを各選手が打つしかないやんか。全然攻めようがない。最後ぐらいやんなあ、ノーアウトで(走者が)出たけど」 -小幡もよくスリーバントを決めた。 「うん」 -及川のアクシデントは手か。 「あれはファームで1回マメをつぶして、そこと同じところみたいやけどな」 -小刻みな継投で最後まで勝負が分からない展開に持ち込んだ。 「いやいや、それは後ろ、ほとんど投げてないピッチャーやったからな。1点やからな、どういう形でな、(得点が)入るか分からへんし」 -富田も丸に四球を出したが坂本を抑えた。 「まあな、左(打者)用に出したんやけどな」 -及川は次の先発は。 「いやいや、それはちょっと当分あかんやろ。投げられへん。ファームでも1回飛ばしてるくらいやからな」 -序盤からいい投球だった。 「まあな、ストライク、ボールはっきりしとったけどな、まあ0点でいっとったからな」 -完封負けとメンタル面での違いは。 「いやいや、それは明日野手がどんなバッティングするかよ、そんなの。もう終わったことやしの。また初戦負けたいうことやろ」 -いつも言っているように一喜一憂しない。 「しゃあないやん、打てへんねんから。明日バッターがどんだけ奮起するかやろうな、そら」 -06年は奮起して9連勝した。 「06年やった?(山本)昌?2回目やなあと思っとったけど。何年やったかな05年かな、06年かなと思っとったけど」