来季以降もバルサでのプレイを望む 今夏の去就が不透明なカンセロが自身の将来を語る
完全移籍は実現するのか
現在バルセロナにレンタル移籍をしているポルトガル代表DFジョアン・カンセロは来季以降もバルセロナでプレイをしたいと明かし、マンチェスター・シティへの復帰は望んでいないことを示唆した。 カンセロは2019年にユヴェントスからシティに加入すると、偽SBの役割を担い、重要な選手として活躍した。しかし昨シーズン、ペップ・グアルディオラ監督との不仲も報じられ、出場機会が減ると、冬にはバイエルンに半年間のレンタル移籍を果たしていた。バイエルンは買取オプションを行使せず、夏に一度シティに戻ってきたカンセロだったが、再び1年間のレンタル移籍でバルセロナに加入している。 バルセロナはカンセロの完全移籍を望んでいるとの報道もあるが、まだ具体的な話はなく、今夏の去就が注目されている。そんななか、カンセロはポルトガル『RTP』でペップとの関係や自身の将来について話している。 「(ペップとの関係を聞かれ)同意できなかったこともあるし、すべてに同意する義務はない。私が同意できないことがあったり、私が言ったことに彼が同意しなかったり、ただそれだけだった。でも、恨みはないし、とても感謝している。人生は続くし、私はここでとてもとても幸せだ」 「今のところ何も言われていないけど、(バルセロナに)残れることを願っている。 そのために全力を尽くしている。本当はベンフィカでプレイしたいんだけど、あと2、3年はここでプレイしたいんだ。財政的な問題はあるけれど、ここにいられることを嬉しく思っている。ベンフィカの後、ずっと好きだったクラブだからね。ペペはレアル・マドリードの選手だと何度も私に言ったが、私はバルセロナの選手だと言った。本当のところ、私はいつも望んでいた場所にいるんだ」 カンセロはペップと意見が合わないことがあっただけだと語っており、今はバルセロナに残留するために全力を尽くしていると語った。また将来的にはユース時代を過ごしプロキャリアをスタートさせた母国のベンフィカに戻ることを望んでいると話している。
構成/ザ・ワールド編集部