【宮島ボート・GⅡMB大賞】船岡洋一郎 調整のアドバンテージも味方にする
〈8日・宮島ボート・前検日〉 前検特訓を終えてやや不満の表情で引き揚げてきたのは船岡洋一郎。「ペラが全然合っていなかった」と納得の動きではなかった。「悪くはなかった」と前置きするが、「特に下條選手とか、いい人はいましたからね」と自身以上の動きを見せるライバルに闘志を見せた。 それもそのはず、今節手にした58号機は2節前の中国地区選で自身が操り優出まで果たしたもの。それだけに、「前々回に乗っていますからね」と物足りなさを隠しきれない。ただ、「良くなりそうだと思うので(いい人と)一緒くらいにはしたいですね」と伸びしろは十分。初日はドリーム戦の1回走りで地元からはただ一人の参戦。調整のアドバンテージも味方に、機力を引き出して地元の牙城も守り切る。