【紅白】MISIA2年連続の大トリ、通算4度目の大役、復興・平和を願い歌声届ける
歌手のMISIA(46)が、大みそかの第75回NHK紅白歌合戦(後7時20分)の最終歌唱者に内定したことが23日、スポーツ報知の取材で分かった。昨年に続き、大トリを務める。 【写真】三山ひろし 紅白で今年も「けん玉世界記録」に挑戦!昨年は達成→映像確認でまさかの失敗に 今年のテーマは「あなたへの歌」。同局関係者は「自然災害や紛争など多くの悲しみに暮れる中、MISIAさんは数々のステージで『音楽の力』を示してきた。説得力は十分。実績も申し分ない」と話した。 復興願い歌う 2024年は能登半島地震の発生後から、積極的に被災地支援に関わってきた。地元の自治体、避難所と調整した上で、1月に石川・珠洲市と能登町、2月に輪島市で炊き出しを実施。7月には、復興支援を目的としたフェス形式のチャリティーライブ「PEACEFUL PARK」(石川県産業展示館)を開催した。 5月には自身の台湾公演が中止になったことを機に、台湾東部沖地震の被災地支援ライブ(ビルボードライブ東京)も行っている。 MISIAが大トリを務めるのは2年連続4度目(2020、21、23、24年)。美空ひばりさん、北島三郎(11度)、五木ひろし、SMAP(6度)、森進一(5度)に次ぐ記録になる。紅組の最終歌唱を務めるのは6年連続6度目。これは、美空ひばりさん(1963~72年の10年連続)に続く快挙になる。 この日、曲目が発表され、「紅白スペシャル2024」を歌うことが決まった。復興、平和への願いを込め、「あなた」へと歌声を届けていく。 ◆MISIA 本名非公表。1978年7月7日、長崎県出身。46歳。98年シングル「つつみ込むように…」でデビュー。2000年「Everything」が大ヒット。04年、女性ソロ歌手として初の5大ドームツアー達成。12年、NHK紅白歌合戦初出場。21年、東京五輪開会式で「君が代」を独唱。23年、奈良・東大寺で初ライブを行った。
報知新聞社