阪神・大竹は開幕2戦目決定 岡田監督「一安心やな」貫禄5回1失点 打たせて取る持ち味発揮「前回の反省生かした」
「オープン戦、阪神4-2オリックス」(23日、京セラドーム大阪) 準備は整った。阪神・大竹が5回を4安打1失点。併殺も含め、ゴロで9つのアウトを奪うなど打たせて取る投球を見せ、シーズン前の最終調整を終えた。 【写真】ベンチで笑顔を見せる岡田監督 綺麗な歯 ちょっと白すぎない!?(笑) 「前回の反省を生かしながら投げられた。内容としても走者を出してしまいましたが、味方の守備もいいのでゴロを打たせたら2つアウトが取れると思って投げた。開幕に向けてしっかりと準備していきたい」 初回を三者凡退で発進。二回、2死二塁のピンチを背負ったが、ゴンザレスに3球勝負を挑んで見逃し三振に。続く三回には先頭の杉本に一塁線を破る二塁打を許すも、後続を抑えて得点を与えなかった。 唯一の失点は2点リードの五回だ。連打で無死一、二塁。その後、1死一、三塁では広岡を一ゴロに仕留めたが、併殺の間に1点を失った。最少失点に抑えた左腕に岡田監督は「これで一安心やな。あとは調整や。1週間な」と中6日で、開幕2戦目の30日・巨人戦(東京ドーム)での登板を明言した。 今年1月に左肩のガングリオン(良性腫瘍)を除去して調整が遅れていたが、もう問題ない。移籍2年目のシーズンの幕開けへ。「自分のできることを考えて、よりもっと質のいいボールを投げられるようには努力したいので。確認した反省は帰ってから考えて、1週間過ごせたらなと思います」と大竹。あとは、今季も先発ローテの一角として支える準備をするだけだ。