義援金配分が積み増し 準半壊と一部半壊の世帯も追加へ
能登半島地震の義援金配分委員会が開かれ、住宅被害のおよそ7割を占める準半壊と一部半壊の世帯も新たに対象に加えられることが決まりました。 【写真を見る】義援金配分が積み増し 準半壊と一部半壊の世帯も追加へ 石川県や日本赤十字社の石川県支部に寄せられた義援金は、4月1日までに563億円余りに上っています。 3日の委員会では、住宅被害全体のおよそ7割にあたる準半壊と一部損壊の世帯にそれぞれ10万円と3万円が配られることが決まりました。 既に対象となっている世帯にも配分が大幅に積み増しされ、死者・行方不明者や、住宅が全壊した世帯に80万円が支給されるほか、大規模半壊に60万円、中規模半壊に40万円、半壊に20万円が追加される予定です。配分額は東日本大震災や熊本地震をもとに決められていて、今後は宅地に液状化の被害を受けた世帯に対しても義援金の活用が検討されるということです。 決められた第二次配分については各市町ごとに準備が整い次第住民からの申請受け付けが始まります。
北陸放送