シマアジなど6330匹1500万円 八代海で赤潮被害が拡大
熊本県の八代海で、赤潮による漁業被害が拡大しています。 新たに天草市から養殖のシマアジ2400匹とカンパチ2730匹が死んだと報告がありました。これまでに報告された被害の合計は、シマアジとカンパチ計6330匹、1533万円となりました。 八代海では24日、天草市楠浦町で実施された調査で、有害プランクトンのカレニアミキモトイが警報発令基準を超えて確認され、全域にカレニアミキモトイの赤潮警報を発令。これまでにも、シャットネラやコクロディニウムヘテロシグマの警報が出されていて、漁業者らに赤潮防除剤の散布や餌止めなどの対策を指導しています。