トランプ氏、機密文書持ち出し巡る裁判も終結 控訴取り下げで
[26日 ロイター] - 米連邦高裁は26日、トランプ次期米大統領が機密文書を持ち出したとされる事件で、検察側が申し立てた控訴取り下げを認めた。 前日に2020年大統領選の結果を覆そうと画策したとされる事件でトランプ氏への起訴取り下げが認められており、同氏が抱えていた2件の連邦刑事裁判が終結した。 スミス特別検察官が、現職大統領を起訴できないとする司法省の方針を理由に、2件ともに取り下げを申し立てた。 機密文書持ち出し事件では、フロリダ州の連邦地裁がスミス氏の任命が不適切として起訴を棄却し、検察が控訴していた。検察は25日、トランプ氏を被告から除外して、残る2人の被告について控訴を続ける考えを示した。